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管理業登録制度、登録義務ない事業者も前向き

 (一社)全国賃貸不動産管理業協会はこのほど、会員業務の現状に関するアンケート調査結果をまとめ公表した。同協会会員788社を調査した。

 会員の居住用の管理受託戸数は、「1~49戸」が最も多く23.6%、以下「200~499戸」17.8%、「100~199戸」17.0%と続いた。賃貸住宅管理業法による賃貸住宅管理業者登録制度への登録義務がない管理受託戸数200戸未満の会員が全体の6割(476社)を占めた。

 この476社に現在の登録状況を聞いたところ、「登録申請済み・申請中」が16.8%、「検討中」35.3%となり、過半数が登録に前向きだった。「登録予定なし」は43.7%だった。

 なお、同協会への4~9月の入会業者数は136件で、会員数は6,415社となった。同法の完全施行や既存会員からの紹介により、会員増加ペースが上がっているという。


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