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マンションの住設機器保証を10年間に/伊藤忠PD

 伊藤忠都市開発(株)は13日、同社の新築分譲マンション「CREVIA(クレヴィア)」を対象とした住宅設備機器の不具合や修理等に10年間対応する有償サポートサービス「CREVIA Premium SUPPORT」の提供を開始すると発表した。

 同社のこれまでの定期アフターサービス期間は2年間だったが、入居開始から10年以内の住宅設備機器の不具合発生率が高い傾向にあることから、住戸単位で任意加入できるサービスとして、25万円(税抜き)で提供する。

 「住宅設備機器延長保証」では、ガスコンロやディスポーザー、トイレやエアコンなどの住宅設備について、出張修理や部品交換・本体交換を制限なしで無料で提供する。将来物件を売却する際にも、次のオーナーに保証を継承できるほか、賃貸した場合にも継続利用が可能。サービス期間内に「CREVIA」を購入した場合は同内容の「CREVIA Premium SUPPORT」を無償で付帯する。

 「緊急対応&リペアサービス」では、毎日使うキッチンや洗面室の水栓、照明といった延長保証の対象となる住宅設備機器以外の部位に不具合が生じた場合も出張修理を実施。24時間365日対応し、1次対応は無償、その後は、同社が5万円まで補修費用を負担する。

 「定期メンテナンスサポート」では、「住宅設備機器延長保証」と「緊急対応&リペアサービス」の対象部位を5年目と9年目に確認・調整。専門スタッフによる定期点検・メンテナンスを実施することで、早期に不具合に対応できるようにした。

 2022年3月に引き渡し予定の「クレヴィア新宿若松町」(東京都新宿区、総戸数149戸)、「クレヴィアタワー御堂筋本町」(大阪市中央区、総戸数170戸)、「クレヴィア鈴蘭台」(神戸市北区、総戸数36戸)より提供を開始し、今後、すべての物件に導入していく。

「CREVIA Premium SUPPORT」


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