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ジャカルタで日本人向けサービスアパートメント

「via ama -KOTA DELTAMAS-」外観

 双日(株)、大和ハウス工業(株)は19日、双日グループが開発・運営を行なう総合都市・デルタマス・シティ(インドネシア・ジャカルタ)で、日本人家族向けのサービスアパートメント「via ama -KOTA DELTAMAS-」(総戸数148戸)の入居者募集を開始すると発表した。

 両社は2018年12月に施設運営会社としてPT.SDI Properties Indonesiaを共同で設立。19年11月着工、21年7月に竣工した。

 インドネシア西ジャワ州ブカシ県に位置し、在インドネシア日本国大使館付属チカラン日本人学校に隣接することから、日本人駐在員とその家族に「日本品質」の安心・安全を提供する住宅として開発した。敷地面積は約1万1,000平方メートル、鉄筋コンクリート造地上9階建て。

 住戸は1LDK~3LDK、専有面積は63.6~127.3平方メートル。インドネシアで初となる日本式ユニットバスを採用したほか、戸別浄水器も完備。住戸内のすべての家電を日本メーカー製とし、細部にわたって日本の生活スタイルに合わせた仕様とした。共用部には、ライブラリースペースやテニスコート、屋内ジム、屋外プールなど多彩な施設を設置。併せて、テナントして日系幼稚園、クリニック、進学塾等を誘致した。

 また、隣接する日本人学校と専用通学路で連結。同通学路にCCTV(監視カメラ)を設置し、双日グループが独自開発した顔認証システムによる登下校管理システムと連携することで、子供の登下校の状況をスマートフォンや、各居室に設置したスマートTV等でリアルタイムで確認できるようにした。


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