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仙台で物流施設着工/大和物流

「(仮称)仙台扇町物流センター」イメージ

 大和ハウスグループの大和物流(株)は21日、物流施設「(仮称)仙台扇町物流センター」(仙台市宮城野区)を着工したと発表した。

 同施設は、JR千石線「福田町」駅から約1.4km、同「小鶴新田」駅から約1.6km。仙台東部道路「仙台港IC」から約4km、同「仙台東IC」から約4km。宮城県内で4件目。

 敷地面積約8,384平方メートル。建物は延床面積約1万6,876平方メートル、鉄骨造地上5階建て。カゴ台車等の荷役に適した高床式倉庫となる。建物の搬入口と車両の荷台との高低差をなくすためのドックレベラーをバースに設置することで、海上コンテナなど多彩な貨物の取り扱いができるように、また、フォークリフトや台車での積み下ろしを容易とした。バースには14台の大型トラックを同時に接車することができる。

 さらに地震発生時に荷物や設備のダメージを最小限に抑え、建物の機能を維持できるよう、外壁面に粘弾性ダンパーを組み込んだ。これにより地震の揺れによる建物の損傷を低減。保管物の落下も抑制することで、作業者の安全にも配慮した。

 竣工後は、仙台エリアを商圏とする流通業者や小売業者向けの保管・輸配送拠点として、同社が運営していく。竣工は2022年11月30日、稼働は同年12月1日の予定。


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