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日証館にチョコ・アイスクリームショップ/平和不

日証館の1階にオープンする「teal」

 平和不動産(株)は22日、「日証館」(東京都中央区)の一部を店舗としてリノベーションしたと発表。

 東京メトロ東西線「茅場町」駅徒歩5分、東京メトロ、都営浅草線「日本橋」駅徒歩6分。「日証館」は、渋沢栄一邸宅跡地に1928年に建設された建物。同社では日本橋兜町・茅場町の再活性化プロジェクトを推進しており、その対象エリアの最北端に位置する。

 当時の雰囲気を残しながら活用していける方法として、店舗へのリノベーションを実施。重厚感のある意匠を残した内装を施した。店舗には、チョコレート&アイスクリームショップ「teal」が出店する。

 同店は、溜池山王の「パスカル・ル・ガック」でシェフパティシエを務めた眞砂翔平氏と、兜町で「ease」を経営するパティシエの大山恵介氏によるショップ。同社では、チョコレートやアイスクリームを求めて来街することを目的の一つとしてもらうとともに、その目的をきっかけにまちを回遊してもらうことを目標としている。

 10月28日から11月11日までをプレオープンとし、11月12日に正式オープンする。

 「teal」と、近くに所在する「ease」の間には、リノベーションを実施してホテル・飲食機能を持たせた「K5」や、日本取引所グループ(JPX)の見学者入口もあり、同社では、通りとしての魅力も向上することを期待している。

「teal」店内


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