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賃貸不動産経営管理士、民間資格を終了

 (一社)賃貸不動産経営管理士協議会は1日、賃貸不動産経営管理士(以下、「管理士」)の民間資格を終了すると発表した。

 賃貸住宅管理業法の施行により、業務管理者の要件として管理士が法体系に組み込まれ、国家資格となった。これを受け、2020年度までの試験に合格し、民間資格の登録を受けた者が移行講習を修了しなかった場合、民間の有効期限にかかわらず、管理士を名乗ることができなくなる。

 現在、登録者(有資格者)数は6万1,805人。うち、移行講習申込者数は4万8,036人で、申込率は77.7%。移行講習は法令により、22年6月15日までに修了することとなっている。テキストの郵送にかかる日数と講習受講にかかる日数を考慮すると、同年5月15日が最終の申込期限。


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