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シドニーでプレミアムオフィス開発に参画/三菱地所

「Parkline Place」外観イメージ

 三菱地所(株)は1日、オーストラリアを含む世界主要都市で開発実績を持つOxford Properties Groupおよびその子会社Investaと共に、シドニーでWell-beingをコンセプトとしたプレミアムオフィス開発事業「Parkline Place」に参画すると発表した。

 同事業は、シドニーの鉄道会社Sydney Metroが主導する新駅「Pitt Street」の開発事業と、Oxford Properties Groupが推進する「Pitt Street South」の賃貸住宅棟開発事業と三位一体で進める大規模複合開発の一部。

 計画地(約2,500平方メートル)は、シドニー空港から約12km、「Pitt Street」駅直結。シドニーCBD随一の公共緑地「Hyde Park」やシドニーのランドマークといえる商業施設「Queen Victoria Building」等に近接する。延床面積約6万5,000平方メートル、鉄骨鉄筋コンクリート造地上39階地下5階建て、オフィス、商業店舗等で構成する複合施設を開発する。設計・デザイン監修は、世界最大規模の設計事務所「foster+partners」が担う。

 オフィスは貸付有効面積約4万7,800平方メートル、基準階面積は約1,500平方メートル。ワーカーの能力を最大限引き出す施策として、「ワークライフマネジメントサービス」や「マインドフルネスサービス」、「パーソナルヘルスサービス」など、Well-Beingに配慮した多様なサービスを提供する予定。

 着工は2021年11月、竣工は24年1月を見込む。


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