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レジ事業回復で黒転/コスモス22年3月期2Q

 (株)コスモスイニシアは8日、2022年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(21年4月1日~9月30日)は、売上高428億4,300万円(前年同期比12.1%増)、営業利益6億1,300万円(前年同期:営業損失5億4,200万円)、経常利益3億1,800万円(同:経常損失3億1,000万円)、四半期純利益1億2,700万円(同:四半期純損失1億4,100万円)。ソリューション事業の増収、レジデンシャル事業の増収増益が寄与し、黒字転換した。

 レジデンシャル事業は、新築マンションの引渡戸数180戸(前年同期比127戸増)、リノベーションマンションの引渡戸数156戸(同63戸増)とともに増加。売上高総利益率も改善し、売上高167億8,800万円(同76.0%増)、セグメント利益5億200万円(前年同期:セグメント損失10億7,500万円)となった。当期の新築マンション・新築戸建ての引渡計画に対する契約進捗率は、それぞれ64.6%、47.8%。

 ソリューション事業は、投資用不動産等の売上高総利益率が改善したこと等により、売上高217億500万円(前年同期比2.0%減)、セグメント利益28億1,500万円(同17.5%増)。宿泊事業は、施設稼働数は増加したが、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい事業環境が継続。売上高3億8,800万円(同112.1%増)、セグメント損失15億6,500万円(前年同期:セグメント損失13億8,700万円)となった。

 通期では、売上高1,150億円、営業利益30億円、経常利益23億円、当期純利益18億円を見込んでいる。


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