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不動産女性塾、阿達前総理補佐官がセミナー

「コロナの経験を今後に生かしていきたい」と話した北澤塾長
参加者を50名に限定して行なわれたセミナー

 不動産業に携わる女性経営者や実務経験者を中心に組織する(一社)不動産女性塾(塾長:北澤商事(株)代表取締役会長・北澤艶子氏)は9日、明治記念館(東京都港区)でセミナーを開催した。

 冒頭、北澤塾長は「コロナウイルス感染症の拡大によって、私たちの暮らしには大きな変化がもたらされた。さまざまな制限もあったが、自然の豊かさや日々の暮らしの大切さに気付くなど、前向きな発見もある。今回の経験を今後に生かしていきたい」と挨拶。

 セミナーでは、衆議院議員で菅政権時代に内閣総理大臣補佐官を務めていた阿達雅志氏が「新しい生活様式と日本経済」をテーマに講演。6月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2021(骨太方針2021)」に触れ、「コロナ対応のほか、中長期の観点から『グリーン』『デジタル』『地方創生』『少子化対策』が重点課題となる。リモートに対応したインフラ整備も課題」と説明。また、「住宅の問題は国民すべての生活の在り様に関わってくる。お客さまのニーズは社会の変化そのもの。その声を聞き、ニーズに合わせた政策を考えていくよう努めたい」などと話した。


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