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環境経営、DXを積極推進/東急

「来年、東急グループは創立100周年を迎える。次の100年に向け、時代にふさわしい新たな価値を創造し、持続的な成長を目指す」等と語る高橋氏

 東急(株)は19日、ザ・キャピトルホテル東急(東京都千代田区)で東急グループ記者懇談会を開催した。

 冒頭挨拶した東急代表取締役社長の髙橋和夫氏は、「東急グループでは、コロナ禍による環境変化を“契機”と捉え、事業構造の変革等に取り組んでいる。来年には創立100周年を迎える。次の100年に向け、時代にふさわしい新たな価値を創造し、グループ一丸となって持続的な成長を目指していく」等と話した。

 中締めの挨拶に立った東急不動産ホールディングス代表取締役社長の西川弘典氏は、今年5月に公表した2030年度を最終年度とする長期経営方針「WE ARE GREEN」について説明した。同氏は「“環境経営”と“DX”を全社方針として位置付けた」とし、環境経営では、東急不動産が全国で68ヵ所の発電所を展開し、発電能力はすでに原発一基分を超え、国内有数の規模となっており「この発電能力をオフィス等で活用し、環境先進企業を目指す」などと語った。またDXについては、「東急リバブルが『マンション価格査定AI』を開発するなど、各社で顧客サービスの向上と業務効率化に取り組んでいる」等と述べた。


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