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豊田市で放課後児童施設を建設/ナイス

建設する放課後児童施設の内観イメージ。梁を現しとし、天然木のフローリングや豊田市産木材の羽目板を使用する

 ナイス(株)は22日、愛知県豊田市が実施した公募プロポーザル「豊田市青木小学校放課後児童施設取得事業」において、同社の提案が採択されたと発表した。

 老朽化や利用児童数の増加を背景に、既存の借用施設を取り壊し、市所有の新施設を建築するもの。同社が同市の放課後児童施設に関する公募型プロポーザルに採択されるのは、20年に実施された「豊田市立小清水小学校ほか1校放課後児童施設取得事業」に続き2年連続となる。

 計画建物は、延床面積約476平方メートル、木造2階建て。放課後児童施設を「第二の我が家」と位置付け、住宅と同様の構造・内装・仕様とする。豊田市産の木材を使った羽目板や天然木のフローリングなど、室内の木質化を図るほか、「耐震等級3」相当の耐震性能も確保し、地域の防災拠点としても活用できる仕様に。無柱空間で使いやすい活動室や、畳敷きの読書・展示スペース等も設置する予定。

 竣工は23年2月の予定。


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