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京王電鉄、サンウッドと資本業務提携

 京王電鉄(株)は22日、(株)タカラレーベンが保有する(株)サンウッドの株式を取得、同社と資本業務提携を行なうことを決定した。

 京王電鉄は、現在推進中のグループ経営計画において、不動産業の領域拡大を重点事項と位置付けている。そこで、都心部における富裕層を中心とした新築分譲事業を強みとするサンウッドの不動産販売業のリソースをグループで活用し、両社のシナジーを追求することを目的に、資本業務提携契約を締結することにしたもの。

 今回の提携は、(1)不動産開発事業の仕入れ・企画・設計・販売、京王電鉄社有地等の分譲開発や沿線開発における事業協力、(2)商品企画や用地についての情報交換、共同開発事業の実施の検討、(3)相互の顧客に対する物件情報の紹介、(4)人事交流を通じた事業ノウハウの共有や人材育成などが柱。

 タカラレーベンからサンウッドの株式100万株(総株式の議決権に対する割合21.31%)を取得。同社を関連会社とし、非常勤取締役を派遣する。株式取得および資本業務提携開始日は、11月29日。


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