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丸の内エリアに次世代カメラシステム導入/三菱地所

 三菱地所(株)は24日、大手町・丸の内・有楽町エリア(以下、丸の内エリア)のカメラ映像を一括で制御・管理できる「次世代カメラシステム」を導入すると発表した。

 従来、個別ビルごとに実施していたカメラの制御・管理をエリア全域一括で行なえるようにする。複数ビルにまたがって、最先端のAI画像解析を安全に行なうこともできる。対象は同社が所有・運営する約20棟のビルで、最大4万台の接続が可能。2021年度末には6棟、22年度末には8棟のビルを接続する予定。

 これにより、店舗エリアや丸の内仲通り、喫煙所などの混雑状況の把握・対応、うずくまっている人や転倒者、目が不自由な人といった見守り対象者の早期発見対応、災害への対応強化などを進めることができるという。

 今後も、入居企業やスタートアップ企業などと連携し、AI・テクノロジーの活用をさらに進め、ポストコロナ時代や人手不足社会にも柔軟に対応できるまちづくりを推進していく計画。


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