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グランフロント大阪、使用電力100%再エネに

 グランフロント大阪事業者(NTT都市開発(株)など開発事業者15社)は29日、複合商業施設「グランフロント大阪」(大阪市北区)で使用する全電力をCO2フリーの再生可能エネルギー由来電力(再エネ電力)に切り替えると発表した。関西エリアにおける大規模複合用途建物としては初で、2022年9月より導入する。

 導入する再エネ電力は、関西電力(株)が非化石価値取引市場で調達するトラッキング付非化石証書が付与された「RE100」に対応した電力。共用部のみならずテナント専有部も含めて施設で使用する電力全量を切替対象とするため、オフィスや商業等の施設用途を問わず入居する全企業・テナントが、再エネ電力を利用していると認められる。

 グランフロント大阪の電力使用量(20年度実績値)は一般家庭では約1万8,800世帯分に相当する約8万MWhであり、再エネ電力導入によるCO2削減量は年間約2万5,298tになる。


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