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賃貸で高速インターネット環境のニーズが上位に

 アットホーム(株)は9日、「不動産のプロが選ぶ!『ウィズコロナ時代に人気の条件・設備』ランキング」を発表した。全国のアットホーム加盟店1,227店を対象に、賃貸・売買物件で求められている条件や設備について調査した。調査実施期間は9月2~9日。

 2020年4月までの“ビフォーコロナ”とそれ以降の“ウィズコロナ”に分けて、人気だった条件・設備について聞いたところ、賃貸は、ビフォーコロナでは、1位「無料のインターネット環境」(42%)、2位「宅配ボックス」(32%)、3位「スーパーやコンビニなど周辺設備が整っている」(30.5%)がトップ3に。ウィズコロナでは、1位「無料のインターネット環境」(38.5%)、2位「通信速度の速いインターネット環境」(35.9%)、3位「ワークスペースを確保できる間取り」(35.2%)であった。ウィズコロナではオンライン授業やテレワークを実施するための条件・設備が、ビフォーコロナと比較して人気となっている様子。

 購入は、ビフォーコロナでは、1位「南向き」(41.0%)、2位「リビングが広い」(31.0%)、3位「スーパーやコンビニなど周辺施設が整っている」(26.5%)。ウィズコロナでは、1位「ワークスペースを確保できる間取り」(35.1%)、「ワークスペースを確保できる広さ」(29.0%)、3位「宅配ボックス」(27.3%)の順に。オンライン授業やテレワークの増加に伴い、ワークスペースを確保できるかどかかが住まい選びのポイントになっていることがうかがえる結果となった。


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