不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

21年度2Qリフォーム工事受注高、6.5%増

 国土交通省は10日、2021年度第2四半期の建築物リフォーム・リニューアル調査結果を発表した。調査対象期間は7月1日~9月30日。この期間に元請けとして受注した建築物リフォーム・リニューアル工事を対象に、建設業許可業者5,000者を調査した。

 建築物リフォーム・リニューアル工事の受注高は、3兆266億円(前年同期比6.5%増)。このうち住宅に係る工事は9,902億円(同16.0%増)、非住宅建築物は2兆364億円(同2.4%増)と、いずれも増加した。

 工事種類別では、住宅の「増築工事」が264億円(同270.2%増)、「一部改築工事」が258億円(同16.4%減)、「改装・改修工事」が7,759億円(同25.3%増)、「維持・修理工事」が1,620億円(同17.5%減)となった。

 非住宅建築物は、「増築工事」が1,532億円(同49.3%増)、「一部改築工事」が673億円(同24.2%減)、「改装・改修工事、維持・修理工事」が1兆8,159億円(同1.0%増)だった。

 工事目的別の受注件数は、住宅では「劣化や壊れた部位の更新・修繕」が158万3,673件(同23.4%増)、「省エネルギー対策」6万2,411件(同7.0%増)の順となった。非住宅建築物も、「劣化や壊れた部位の更新・修繕」が64万8,299件(同16.5%増)、「省エネルギー対策」が5万7,869件(同44.0%増)の順に多かった。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら