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福岡・篠栗のまちづくりにクラファン導入

 (株)三好不動産は9日、福岡・篠栗町の宅地造成共同事業において、投資型クラウドファンディングを導入。福岡県内在住者を対象に投資を募ると発表した。

 ファンズ(株)が運営する1円から投資可能な「Funds(ファンズ)」上で「三好不動産 篠栗町まちづくりファンド#1」を公開する。“まちづくり”をメインとして展開する事例は福岡初という。同クラウドファンディングでは、配当以外のリターンとして、篠栗町にある宿泊施設宿泊券や飲食施設の食事券等を抽選で贈呈。また、当該不動産を購入した場合は、住宅ローンの優遇金利適用や住宅メーカーによる割引が適用される特典を付与する。

 事業地は福岡県粕屋郡。開発面積は約2万7,043平方メートル。戸建住宅用地(104区画)として開発・造成するもので、事業主は(株)FOMA。三好不動産は共同事業者として参画する。竣工は2022年11月の予定。

 同社にとっては初の大規模宅地開発となり、これまで展開してきた賃貸管理・仲介、売買仲介などに加え、今後はディベロッパー事業を積極的に展開していくとした。


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