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アミックス、単身高齢者入居推進へOAGと提携

 サブリースを中心に首都圏で約1万戸の賃貸住宅を管理している(株)アミックスは16日、(株)OAGライフサポートと1日に業務提携し、同社の「OAG尊厳信託 賃貸見守り契約」を単身高齢入居者に提案していく。

 管理会社や賃貸オーナーが単身高齢者を受け入れる際の「相続人に連絡が取れないと解約も残置物処分も進まない」「孤独死が起こり事故物件化する」といったリスクを解消し、住宅確保要配慮者である高齢者入居者の入居を促進、既存住居者の入居中の不安を解消するのが目的。

 OAGのサービスは、国土交通省と法務省が策定した「残置物の処理等に関するモデル契約条項」を参考にした入居者・賃貸オーナー・OAGライフサポートの三者間契約で、2021年10月から提供を開始した。

 アミックスは同契約に基づき、オーナーが不安視する高齢居住者の孤独死による事故物件化のリスクを軽減するため、「入居者死亡後の物件解約手続き」「入居者死亡後の物件内の家財などの処分手続き」「緊急通報装置を利用した安否確認」を行なう。既存入居者に加え、高齢の新規入居検討者にも尊厳信託を提案し、安心して入居し住み続けられる環境を提供していく方針。


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