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カリフォルニア州で賃貸住宅を取得/東急不

今回取得した賃貸住宅の外観

 東急不動産(株)は5日、米国の子会社Tokyu Land US Corporation(以下TLUS)を通じて、カリフォルニア州の賃貸住宅5棟(総戸数108戸)を取得したと発表した。

 同社は2012年にTLUSを設立し、ロサンゼルスやニューヨークを拠点に米国全土で賃貸住宅やオフィス事業に参画。今後も成長が見込める賃貸住宅アセットでは、既存物件をリノベーションし収益性を高める「バリューアッド事業」を中心に展開している。

 今回取得した賃貸物件は、カリフォルニア州ベイエリア都市圏のサンフランシスコやオークランドといった主要就業・商業地域への交通利便性の高いカストロバレー地区に立地。敷地面積約1万7,000平方メートル、賃貸面積約9,000平方メートル、木造2階建て。1963年竣工。近隣のみならず広域に勤務するDINKS層およびファミリー層の底堅い需要を見込めることから、キッチンを始めとした専有部や共用部の内外装をリノベーションし、物件価値を高めて賃貸する。

 TLUSは現在、同物件を含め合計15物件の賃貸住宅、2件のオフィス、その他事業による約40万平方メートルの賃貸資産を保有。今後も米国内の不動産事業を積極的に進めていく。


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