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マンション販売にデジタルツインを活用/東急不

日中・家具ありのリビングイメージ
夜間・家具なしのリビングイメージ

 東急不動産(株)は21日、新築分譲マンション「BRANZ(ブランズ)」の販売において、物件のモデルルームをオンライン上で見学できる新たなアプリケーションを開発・導入したと発表した。

 仮想空間に現実空間の環境を再現し、高精度のシミュレーションを可能とする技術「デジタルツイン」と、「3Dストリーミングサービスを利用したアプリケーション」を活用することで、自宅などにいながらにして、デジタルモデルルームの見学を可能とする。

 オンライン上で高精度に構築されたバーチャル空間において、スムーズな移動をリアルタイムで再現する「3Dストリーミングサービス」により精緻なシミュレーションを実現。図面や写真、動画だけでは伝わりにくかった部屋の間取りや体感的な広さ、あらゆる角度から見る室内空間イメージ、家具や建具の位置・高さ、昼・夜といった、購入意思決定に必要な多様な情報を提供する。

 第1弾として「ブランズ文京本郷一丁目」(東京都文京区)に導入。顧客の声を踏まえて改良を進め、今後の分譲マンション販売現場に積極的に導入していく予定。

 なお、デジタルツインで構築した「ブランズ文京本郷一丁目」の室内の案内動画をYouTubeで公開中。


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