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東京・目黒で複合施設を着工/日本郵政不

「(仮称)下目黒五丁目計画」外観イメージパース(敷地北西側から)

 日本郵政不動産(株)は21日、複合施設「(仮称)下目黒五丁目計画」(東京都目黒区)の新築工事に着手したと発表した。

 JR山手線「目黒」駅より徒歩約18分に位置。敷地面積約1,990平方メートル、延床面積約9,000平方メートル、鉄筋コンクリート造地上11階地下1階建て。
 同プロジェクトは、グループ会社保有資産を活用した開発。2~11階の介護付有料老人ホーム(総戸数88戸)は(株)長谷工コーポレーション(運営は(株)長谷工シニアウェルデザイン)、1階スーパーマーケットは(株)ライフコーポレーションに賃貸し、竣工後は各社が運営する。

 地上部緑化に加え、空中庭園を設置。各階バルコニーにも植栽を配置することで、居室内・建物外双方から緑を楽しめるようにする。居室部にはLow-Eガラスを採用し、環境負荷軽減と快適な暮らしの両立を目指す。感染症対策として、老人ホームでは、抗菌効果のある仕上げ材や非接触型のエレベーター等を採用。さらに、当該敷地に植えられていた桜の木を竣工時に敷地へ戻すことで、既存の周辺環境保全にも配慮する。

 竣工は2023年10月、老人ホームは同年12月開設の予定。


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