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名古屋でマルチテナント型物流施設開発

「ロジポート名古屋」完成イメージ

 ラサール不動産投資顧問(株)、東急不動産(株)、(株)NIPPOは、マルチテナント型物流施設「ロジポート名古屋」(名古屋市中村区)の開発を発表した。2月1日の着工予定。

 開発地は、「名古屋」駅から約4.8km。名古屋市中心部に近接し、大規模都市型物流センターとして高い希少性を有している。また、名古屋高速5号万場線「烏森IC」から約2.2km と高速道路網へのアクセスにも優れ、東海エリア一円の広域配送拠点としても、首都圏と関西圏との中継拠点にとしても活用できる立地。名古屋市営地下鉄東山線・JR 関西本線・近鉄名古屋線「八田」駅徒歩8 分と通勤可能立地であるため、交通利便性も高く雇用確保に適している。

 敷地面積約15万7,000平方メートル、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上4階建てで、延床面積約35万5,000平方メートル。事業主体は、3社が共同出資する特定目的会社。

 各階への着車を可能にするランプウェイを2基採用。 床荷重は1平方メートル当たり1.5t、梁下天井有効高5.5m 以上、柱スパン10m以上を備え、 最小約880坪の分割利用から約5,000~1万坪の1フロアオペレーションにも対応する。
 全館LEDによる省エネ対策、雨水再利用システムや太陽光発電設置による再生可能エネルギーの活用により、環境負荷に配慮しており、名古屋市のCASBEE(建築環境総合性能システム)で「Sランク」を取得見込み。
 さらに、地域に溶け込むファサード(外観)や、敷地周囲の歩道・ランニングロードの整備など、地域との共生に配慮した計画としている。

 竣工は2023年7月31日の予定。


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