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インドネシアで分譲型SA・ホテル開発/地所他

「(仮称)オークラレジデンス ジャカルタ/ホテルオークラジャカルタ」外観イメージ

 三菱地所(株)と(株)ホテルオークラは26日、分譲型サービスアパートメント・ホテル開発「(仮称)オークラレジデンス ジャカルタ/ホテルオークラジャカルタ」(ジャカルタ、総戸数353戸、客室数181室)を始動したと発表した。

 三菱地所は、インドネシアの現地ディベロッパーDuta Putra Land(DPL社)およびRizki Bukit Abadi(RBA社)と共同で、首都ジャカルタ特別州中心部で分譲型サービスアパートメント・ホテル開発事業を推進している。このほどホテルオークラが、同事業推進会社のPT Bima Sarana Perkasaと、サービスアパートメントとホテルの運営管理契約を締結した。三菱地所としてはインドネシアで初の分譲型サービスアパートメント・ホテル。ホテルオークラにとっては、「ホテルオークラ」ブランドでのインドネシア初出店となる。総事業費は約212億円。出資比率は三菱地所子会社(MEACH)が50%、DPL社関連会社・RBA社50%。

 ジャカルタ特別州CBD内で、主要幹線道路のGatot Subroto通り沿いに立地。2022年に開通予定のLRT(軽量高架鉄道)新駅にも近く交通利便性に優れている。敷地面積6,000平方メートル。地上46階地下4階建て、延床面積9万5,000平方メートル。分譲型サービスアパートメント(延床面積約5万1,000平方メートル)、ホテル(同約2万3,000平方メートル)、商業施設(同約4,000平方メートル)等で構成する。

 分譲型サービスアパートメントは、Studio、1~4ベッドルーム、ペントハウスなどの部屋のタイプを用意。共有スペースには、インフィニティプールや大浴場、ボールルームなどを完備。ラグジュアリーな空間を提供する。
 ホテルは、標準客室面積38平方メートル。和食レストラン、クラブラウンジ、宴会場のほか、会議室、屋内外プール、フィットネス、大浴場などを備える。

 着工は21年12月9日、竣工は25年上旬の予定。


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