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「不動産こそ我が人生」に込めた思い披露/女性塾

 不動産業に携わる女性経営者や実務経験者を中心に組織する(一社)不動産女性塾(塾長:北澤商事(株)代表取締役会長:北澤艶子氏)は27日、オンラインサロンを開催。創立5周年を記念して出版される「凛として輝く 不動産こそ、我が人生!【PARTII】」に寄稿したメンバーが、これまで歩んできた道筋を振り返り、それぞれの思いを披露した。

 北澤塾長は、「電話一つから始めた不動産会社も、今年で創業65年を迎えることができた。結婚、子育てを経て、今もなお仕事を続けていられるのは、不動産の仕事が女性に向いているからだと改めて思う。『この道ひと筋まっしぐら』の気持ちで、これからもがんばっていきたい」と述べた。

 以下、理事のコメントを紹介。副塾長で(株)すまいる情報光が丘代表取締役の武藤正子氏は、「光が丘で創業して40年。『継続は力なり』という言葉を胸に、住民の皆さまに喜んでもらうことだけを念頭に仕事を続けていく」とコメント。同じく副塾長で大里綜合管理(株)会長の野老 真理子氏は、「昨年4月に世代交代を果たした。“地方で豊かに生きる”ことに取り組んできたが、コロナ禍でさらにその役割が大きくなっていると実感している。自分にできることを生涯現役で続けていきたい」と話した。

 また、「長くお客さまに寄り添ってお手伝いできるのが相続の仕事。不動産実務者がサポートしていくことが大切」((株)夢相続代表取締役・曽根惠子氏)、「コロナ禍でAI・IoT住宅の需要は堅調。進化を恐れず、他の先陣を切る“ファーストペンギン”を目指したい」((株)東悠エステート代表取締役・東福信子氏)、「会社に入社して30年。たくさんの出会いがあり、知らなかった自分と出会える不動産の仕事で、チャレンジし続けていく」(花沢ホールディングス(株)執行役員・上田照子氏)、「コロナ禍でも苦心しながら女性塾の活動を止めない努力を続けたい」(北澤商事(株)代表取締役専務・北澤見和氏)などとコメントした。

コロナ禍でもオンラインで活動を続ける女性塾のメンバー


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