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渋谷駅直結でオフィス・ホテルの大規模開発/三菱地所

 三菱地所(株)は28日、渋谷区道玄坂二丁目で事業協力者として推進してきた「道玄坂二丁目南地区第一種市街地再開発事業」(東京都渋谷区)が、1月19日に東京都より組合設立認可を受け、再開発組合を設立したと発表した。

 同事業は、新大宗特定目的会社をはじめとする地元権利者が中心となり2012年4月にまちづくり勉強会設立、17年9月に再開発準備組合を設立。同社は、20年4月より事業協力者として参画した。なお、同社が渋谷駅周辺の大規模再開発に参画するのは初となる。

 京王井の頭線「渋谷」駅直結。敷地面積約6,720平方メートル、延床面積約8万7,100平方メートル、鉄骨造(地下・鉄骨鉄筋コンクリート造)のオフィス棟(地上30階地下3階建て)、ホテル棟(地上11階地下2階建て)を建設する。オフィス棟は、各フロア貸付面積1,500平方メートル超の高機能オフィスビルを計画しており、1~3階には店舗等も入居。防災機能の強化として、帰宅困難者のための一時滞在施設の整備も予定する。道玄坂一・二丁目をつなぐ南北のネットワークを形成するべく、隣接する渋谷マークシティとの接続部に、地域の交流拠点となる約850平方メートルの広場や約50mにわたって樹木に囲まれた緑道も整備する。

 今般の再開発組合設立を経て、今後は、22年度に権利変換および解体工事に着手、23年度に新築工事着手、26年度の竣工を予定している。


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