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丸の内で「空飛ぶクルマ」実証実験/三菱地所他

「空飛ぶクルマ」VR用体験車両イメージ

 デロイト トーマツ グループ、有志団体Dream On、三菱地所(株)、Tokyo Marunouchi Innovation Platform(TMIP)は2日、丸の内で「空飛ぶクルマ(eVTOL)」のVR 体験車両を用いて、一般向けの実証実験を実施すると発表した。

 「空飛ぶクルマ」とは、「電動」「自動(操縦)」「垂直離着陸」を一つのイメージとした新たなモビリティで、世界各国で機体開発の取り組みに着手している。日本国内でも、都市部での送迎サービスや離島や山間部での移動手段、災害時の救急搬送などでの活用が期待され、実用化に向けて官民連携での検討が進められている。なお、「eVTOL」はelectrical Vertical Take Off and Landingの略。

 デロイト トーマツ グループでは、日本で「空飛ぶクルマ」が議論され始めた2017年より専門チームを立ち上げ、官庁自治体やモビリティ関連産業をはじめとした各企業に向けて、国内外の市場・政策調査、戦略立案支援、エコシステムの形成や実証実験のサポートなど幅広く事業支援を行なってきた。

 今回、社会実装に向けた認知度向上施策として、2月28日、3月1日の2日間、TMIP会員企業や丸の内のワーカーを対象に、デロイト トーマツ グループとDream On が共同開発したVR コンテンツを体験できるVR用体験車両を用いた一般向け実証実験を実施する。VR コンテンツでは、ユースケースの一つとして想定されている地方交通への活用をテーマに、地方空港到着後から「空飛ぶクルマ」による宿泊予定ホテル到着までの仮想飛行が体験できる。搭乗手続き、車内での過ごし方、目的地到着後のアクティビティといった一連の流れを通して、「空飛ぶクルマ」を活用することで、乗り換えの手間や移動時間の短縮といった交通課題の解消や、空からの遊覧観光等、地域の新しい魅力の創出といった地方の活性化への活用を具体的にイメージできる内容とした。

 丸の内エリア(大手町・丸の内・有楽町)での検証結果を踏まえ、今後は全国各地での取り組みを検討・展開していく予定。三菱地所は、次世代エアモビリティを活用した新しいまちづくり、新事業への取り組みをスタートしており、今回の実証を通じて、新たなサービス提供や、丸の内やみなとみらい等の保有資産も含む、離発着場の設置・運営等を通じたまちづくりでの活用を検討していく。

搭乗中イメージ


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