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21年度2回目の宅建試験、合格ラインは34問以上

 (一財)不動産適正取引推進機構は9日、2021年12月19日に実施した2021年度「宅地建物取引士資格試験」の結果を発表した。今年度は前年度に引き続き、新型コロナウイルス感染対策のために、試験を2回に分けて実施しており、1回目は同年10月17日に実施した。

 8都道府県30会場で実施した同試験は、受験者数2万4,965人、受験率は62.7%だった。合格者は3,892人で、合格率は15.6%。合格者の男女内訳は男性2,494人、女性1,398人。なお今年度、すべての登録講習修了者は10月に受験している。

 合格判定基準は50問中34問以上正解。

 2回の試験の合計は、受験者数23万4,714人(前年度:20万4,250人)、受験率は79.2%(同78.8%)。合格者は4万1,471人(同3万4,338人)、合格率は17.7%(同16.8%)となった。合格者の内訳は男性2万6,369人、女性1万5,102人。登録講習修了者は1万427人で、合格率は21.3%だった。合格者の平均年齢は35.0歳、職業別では不動産業が31.2%、金融関係11.4%、建設関係9.2%。このほか学生が13.1%、主婦が3.7%となった。


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