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ビル・住宅とも堅調/東建21年12月期

 東京建物(株)は14日、2021年12月期決算(連結)を発表した。

 当期(21年1月1日~12月31日)は、営業収益3,404億7,700万円(前期比1.6%増)、営業利益587億8,400万円(同18.4%増)、経常利益462億7,000万円(同1.7%減)、当期純利益349億6,500万円(同10.0%増)。営業利益に持分法による投資損益を加えた事業利益は、479億7,900万円(同3.7%減)。

 ビル事業は、「Hareza Tower」(東京都豊島区)などの通期稼働による収益の増加や、物件売却が寄与。営業収益1,556億7,100万円(同7.7%増)、営業利益444億8,100万円(同10.0%増)、事業利益448億900万円(同9.7%増)となった。

 住宅事業は、分譲マンション計上戸数が前期の1,196戸から1,109 戸に減少したが、営業収益1,205億8,500万円(同21.6%増)、営業利益・事業利益170億9,600万円(同137.6%増)と増収増益となった。

 次期は、営業収益3,600億円、営業利益600億円、経常利益600億円、当期純利益400億円を見込む。


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