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分配金は1万1,848円/NBF21年12月期

 日本ビルファンド投資法人(NBF)は15日、2021年12月期決算を発表した。

 当期(21年7月1日~12月31日)は、営業収益503億3,400万円(前期比8.9%増)、営業利益230億400万円(同1.0%増)、経常利益217億2,800万円(同1.4%増)、当期純利益217億2,700万円(同1.4%増)となった。1口当たり分配金は1万1,848円(同164円増)。

 期中、「飯田橋グラン・ブルーム」を776億円で取得したほか、既保有物件の買い増しを行なったほか、「NBF御茶ノ水ビル」「中野坂上サンブライトツイン」等を譲渡した。この結果、期末のポートフォリオは73物件・取得価格累計1兆3,822億円。総賃貸可能面積は119万7,970平方メートルとなり、期末の稼働率は96.4%(同0.8ポイント低下)となった。

 次期(22年6月期)については、営業収益520億2,200万円、営業利益259億8,800万円、経常利益245億4,300万円、当期純利益245億4,300万円、1口当たり分配金1万3,000円を見込む。


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