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埼玉で物流施設2棟を竣工/野村不

「Landport 新座」外観
「Landport 上尾I」外観

 野村不動産(株)は17日、高機能型物流施設「Landport(ランドポート)」シリーズにおいて、「新座」(埼玉県新座市)を2021年11月に、「上尾I」(埼玉県上尾市)を22年2月に竣工したと発表した。

 「新座」は関越自動車道「所沢IC」より約2.1km、JR武蔵野線「新座」駅より約4.0kmに立地。敷地面積約1万4,016平方メートル、延床面積約2万9,047平方メートル、鉄筋コンクリート造・鉄骨造地上4階建て。冷蔵・冷凍・常温の3温度帯に対応するほか、2~4階には作業用空調を実装し、機能性と快適性も向上させた。(株)関通の東京主幹センターとしての1棟利用が決定しており、2月下旬より稼働を予定している。

 「上尾I」は、JR高崎線「上尾」駅より約4.0kmに立地。首都高「与野」出入口より約7.5km、圏央道「桶川北本IC」より約7.8kmと、都心配送・広域配送の両面をカバーする。敷地面積約2万9,053平方メートル、延床面積約5万6,884平方メートル、鉄骨造地上4階建て。
 保管フロアとなる2・4階には梁下有効高6.5mを確保し、保管能力を向上したほか、危険物品が保管できる「危険物棟」も併設。本体棟は日本ロジコム(株)のセンターとして1棟利用が決定しており、3月より稼働開始予定。危険物棟は22年4月中旬以降の入居テナントを募集中。

 今回の2物件の竣工により、「ランドポート」シリーズは合計24棟となった。


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