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アットホーム、「スマート申込」契約が1万店を突破

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は1日、同社が提供するオンライン入居申込システム「スマート申込」の管理機能の契約加盟店数が、1万店を突破したと発表した。

 同システムは、入居申し込みをオンラインで行なうことができるサービス。利用加盟店は、入居申込書の記入漏れ防止、不備確認にかかる業務負担が軽減できるほか、ペーパーレス化と業務効率アップ、郵送費等のコスト削減にもつながる。2020年に入ってからは、非対面・非接触でのコミュニケーション増加や住まい探し方法の変化、消費者ニーズの拡大等の影響もあり、管理機能の契約加盟店数が増加。2月21日現在で1万28店となった。

 同社は、「スマート申込」の機能追加や他サービスとの連携にも注力しており、20年7月には不動産業務総合支援サイト「ATBB」の利用加盟店を対象に、不動産仲介会社向け機能を利用可能にするサービスを実装。また、「賃貸管理システム」とAPI連携を開始し、22年1月末時点の家賃債務保証会社との連携も全国37社となっている。21年9月には、申込者の入力操作サポートのための「スマート申込 申込者専用電話」を開設。入居申し込みの申込ステータス表示機能を追加するなど、サポートや機能面も改良した。

 なお、契約加盟店を対象に行なったアンケートでは、「『スマート申込』をはじめとするオンライン入居申込システムが今後スタンダードになるか」との問いに、84.1%が「そう思う」「ややそう思う」と回答。入居申し込みのオンライン化が加速すると考えていることが分かった。

 同社は今後、「スマート申込」のさらなる普及に取り組み、不動産業界全体の活性化・DX推進、働き方改革に貢献していく考え。


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