不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

リアルG、南麻布に環境配慮型リノベオフィス

「SNUG MINAMI-AZABU(スナッグ ミナミアザブ)」外観・エントランスイメージ

 (株)リアルゲイトは1日、環境配慮型リノベーションオフィス「SNUG MINAMI-AZABU(スナッグ ミナミアザブ)」(東京都港区)を今年5月にオープンすると発表した。

 東京メトロ南北線・都営三田線「白金高輪」駅徒歩8分、東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番」駅徒歩10分に立地する1991年築、鉄筋コンクリート造7階建てのビル1棟を、クリエイティブオフィスにリノベーションする。延床面積2,115.85平方メートル、区画面積11.55~230平方メートル、区画数30区画。

 入居者の環境への配慮や意識を高める、さまざまな取り組みを導入。屋上にルーフトップファームを設け、都心部のオフィスで野菜栽培と収穫を楽しむ取り組みを実施する。オフィスや店舗内で排出された生ごみはコンポストで作物の肥料とする。1階のベーカリーショップでは、収穫した野菜の一部を利用したパンを製造・販売する。将来的には周辺住民のコンポストを持ち寄ってもらう仕組みを構築、地域循環の輪を目指していく。
 施設内の使用電力は、三井物産(株)が提供するクリーン電力へ順次切り替え、CO2排出量を大幅に削減していく。

 1階は人気のベーカリーショップ「B2(ビースクエアード)」が出店。2階は会員制社交クラブをイメージした入居者専用のコミュニティラウンジを配置する。ラウンジ内の入口は、カウンターゾーンを設け、奥にはシートゾーンやSECRETルームも用意。ミーティングルームや1人用のフォンブース等の共用部も備える。

 竣工は2022年3月の予定。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら