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川崎の産業クラスターが民間都市再生事業認定

 国土交通省は3日、大和ハウス工業(株)と芙蓉総合リース(株)から申請されていた「(仮称)殿町プロジェクトIV 新築工事」(川崎市川崎区)を民間都市再生事業計画に認定した。

 計画地は、国の特定都市再生緊急整備地域、国際戦略特区、国家戦略特区などのエリアとして指定されており、最先端の技術等を持つ企業や研究機関が次々と進出するとともに、経済成長や国際競争力の強化等の資する拠点の形成に必要な整備が進行中。ライフサイエンス・環境分野の最先端技術等を持つ企業・研究機関を誘致することで、ミニマムな産業クラスターを形成し、そのモデル事業・ショーケースとなるまちや、空間の創出を目指していく。

 事業区域は約1万1,772平方メートル、建築面積約4,183平方メートル。延床面積約1万3,283平方メートル、鉄骨造地上4階建ての建物を建築し、オフィスやラボとして運営する。

 また、公園や広場を整備することで、周辺地域で研究活動を行なう人々や近隣住人の交流・憩いの場を形成。大学のキャンパスをイメージしたコミュニティハブ機能の創出を図っていく。

 竣工は2023年11月7日の予定。

プロジェクトイメージ


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