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東急不、大阪でコワーキングサービス付き賃貸

「BPRレジデンス大阪本町Q」外観イメージ

 東急不動産(株)は4日、同社初の試みとなるコワーキングサービス付き賃貸住宅「BPRレジデンス大阪本町Q」(大阪市中央区)を、2022年3月下旬開業すると発表した。

 コロナ禍で単身入居者が抱える「部屋の中に働くためのスペースが無い」「オンオフの切り替えができず、仕事に集中できない」などの課題を解決するため企画したもの。大阪メトロ御堂筋線「本町」駅徒歩5分に立地。鉄筋コンクリート造地上15階建て。

 2階店舗区画に、入居者が24時間無料で利用できるコワーキングラウンジを設置する。個室ブース1室、 TELブース1室、オープンエリア(16席)のほか、月額契約者向けの専用ブースで構成。運営は、サービスオフィスを全国で展開する(株)SYNTHに委託。入居者は、同物件から徒歩5分の「SYNTHビジネスセンター北浜」のラウンジ利用を可能とするほか、東急不動産グループのライフ&ワークデザイン(株)が展開する「ビジネスエアポート」も特別価格で利用できる。

 住戸プランは、全6タイプ。水回りを最小限のサイズで居室面積を最大限確保したプランを2タイプ、リビングと寝室を分離できる間仕切りを設置したプランを4タイプ用意した。専有面積は30平方メートル前後。3月下旬に竣工・引き渡しの予定。

 同社は今後も、コワーキングサービス付き賃貸住宅のシリーズ展開を目指す。

コワーキングラウンジのイメージ


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