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東武鉄道、新古河に宿泊施設付き貸し農園

「畑住処」イメージ

 東武鉄道(株)は、同社所有地に、(株)アグリメディア(東京都目黒区)が展開する滞在型貸し農園「畑住処(はたすみか)」(埼玉県加須市)を開設する。

 コロナ禍におけるライフスタイルの変化により、都心だけの生活にこだわらない2拠点生活への関心が高まっていることを受けスタートするもの。都心部と郊外をつなぐ東武鉄道と貸し農園事業のノウハウを持つアグリメディアが連携し、都心部と郊外で農のある二拠点生活を実現。新たなライフスタイルを提案していく。

 「畑住処」は、「新古河」駅徒歩7分に立地。利用者専用の畑のほか、宿泊施設を用意。野菜づくりをサポートする「菜園アドバイザー」による栽培の指導、庭や畑の管理補助サービスを提供する。

 1区画当たりの面積は180平方メートル(畑:45平方メートル、コテージ:16平方メートル、アウトドアデッキ:15平方メートル)。施設には、ロフト、トイレ、シャワー、ミニキッチン、エアコンなどのほか、オプションでインターネット環境も用意。テレワーク利用にも対応する。

 サービス開始は、2022年4月の予定。2区画で開始し、順次区画数を増やしていく方針。利用料金は月額9万8,000円。別途、月額5,000円でWi-Fi設備の設置が可能。今回の2区画の利用者は、アグリメディアの既存会員限定で募集し、すでに受け付けを終了。増設区画は、一般からの募集も検討する予定。


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