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近鉄不、奈良線高架下のガレージハウス竣工

「K・BLOC HANAZONO」外観

 近鉄不動産(株)は4日、近畿日本鉄道(株)と共同で鉄道高架下の有効活用策として進めていた賃貸ガレージハウス「K・BLOC HANAZONO」(大阪府東大阪市、6棟・12戸)が竣工したと発表した。

 近鉄奈良線「河内花園」駅東側の高架下に開設したもので、同駅より徒歩4分に位置。鉄道高架下では初のガレージハウス開発となる。「DAYTONA HOUSE」シリーズなどのガレージハウスを展開する(株)LDKと共同企画した。

 敷地面積は約1,046平方メートル、延床面積約711平方メートル。鉄骨造地上2階建て。車・バイク愛好家のガレージとしてだけでなく、オフィス、アトリエ、工房、撮影スタジオ等にも利用できる仕様とした。住戸は、専有面積約55平方メートル・ガレージ幅約3.7×7.4mのタイプ1(8戸)と、専有面積約66平方メートル・ガレージ幅約4.5×7.4mのタイプ2(4戸)を用意した。賃料は、タイプ1が月額14万5,000円、タイプ2が17万5,000円。

 近鉄は、総延長約500km(2府3県)の沿線のうち約42kmが高架となっていることから、今後も、ガレージハウス事業を積極展開していく。


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