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リノベる、奈良のNTT西社宅を再生

「RUNOAS Tomio」外観

 リノべる(株)は、(株)NTT西日本アセット・プランニングが運用する奈良・富雄に立地する社宅を賃貸住宅「RUNOAS Tomio(ルノアス富雄)」(奈良県奈良市、総戸数24戸)として再生。2月28日に竣工した。

 リノベるでは、現在NTTグループの社宅利活用を推進しており、「『NTTグループ』の資源を『街』の資源へ還元する」をグランドコンセプトに、2022年3月までに関西、九州で計7棟を竣工する予定。リノべるがサブリースし、企画・設計施工、運営アレンジメントを担う。運営は、(株)R-JAPANに委託する。

 「RUNOAS Tomio」は、21年12月に竣工した「RUNOAS Koushien(ルノアス甲子園)」(兵庫県西宮市)に続く物件。築38年、鉄筋コンクリート造地上4階建ての社宅を、敷地を含めて賃貸住宅にリノベーションした。敷地面積3,401.80平方メートル、延床面積2,205.66平方メートル。「『住育』×『地域交流』×『防災拠点』」をテーマに、居住者用のシェア菜園を設け、居住者同士のコミュニケーションを促進するほか、災害時にかまどとして利用できる”かまどベンチ”なども設置している。


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