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ベトナムで管理費のキャッシュレス決済/東急コミュ

 (株)東急コミュニティーは7日、連結子会社で、ベトナムで事業を展開するマンション管理会社「NOZOMIレジデンシャルマネジメント(株)」(NRM)が7日、テクノロジープラットフォームの開発を手掛けるHOUZE(ハウズ)社と提携したと発表した。 

 HOUZE社は、マンション管理業向けアプリ「HOUZE」を提供。ベトナムでは銀行口座振替は一般的ではないことから、現金受領による金銭事故発生リスクや支払い遅延の解消が課題となっていた。そこでベトナムでのスマートフォンの普及率が高いことに着目し、HOUZEと決済サービスアプリ「MOMO(モモ)」や「PAYOO(ペイユー)」とを連携。決済画面から管理組合に管理費等の支払いができるようにした。

 HOUZEには、決済サービス機能の他、管理会社からの情報が確認できる掲示板・問い合わせ・共用施設等の申し込みといった機能も搭載。今後は顧客同士がアプリを通じて相互にバーチャルでコミュニケーションが図れるような仕組みも検討していくとしている。

 NRMは、同サービスを用いて日本式管理サービスを提供することで、マンション管理のDXと業務効率化を図っていく考え。

HOUZEの決済画面


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