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第12回「不動産協会賞」受賞作品を決定

 (一社)不動産協会はこのほど、第12回「不動産協会賞」の受賞作品を発表した。

 同賞は、同協会による社会貢献活動の一環として、日本経済や国民生活に関する著作物の中から、社会課題への国民の理解を進めるのに資するものを選定・表彰している。「都市再生」「エリアマネジメント」「豊かな住生活の実現」「防災・レジリエンス」「脱炭素」「少子高齢化」「働き方改革」など、幅広い分野の著作物を対象としている。

 今回受賞したのは、規制緩和、コミュニティ、地方分権、復興などのキーワードを手掛かりに、“もっとも近い過去"の軌跡をたどり、現在と未来の行方を探る『平成都市計画史:転換期の30年間が残したもの・受け継ぐもの』(饗庭 伸編著・花伝社)、課題先進都市・大牟田において、建築のバリアフリー化、市営住宅の福祉拠点への再編、居宅介護サービスの推進、市営住宅や空き家を生かした居住支援を、住宅と福祉部局をつないで切り拓いた著者自身の実践に基づき著した『福祉と住宅をつなぐ:課題先進都市・大牟田市職員の実践』(牧嶋誠吾著・学芸出版社)、今後の不動産業や都市計画にも関連する今後の交通と都市のあり方をまとめた『MaaSが都市を変える:移動×都市 DXの最前線』(牧村和彦著・学芸出版社)の3作品。


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