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募集家賃、大型ファミリー向きMは全エリアで上昇

 アットホーム(株)は24日、同社の不動産情報ネットワークにおける「全国主要都市の『賃貸マンション・アパート』募集家賃動向」(2022年2月)を発表した。

 入居者が1ヵ月に支払う「賃料+管理費・共益費等」を「家賃」として定義。調査対象は、首都圏(東京23区、都下、神奈川県、埼玉県、千葉県)、札幌市、仙台市、名古屋市、大阪市、福岡市の10エリア。

 賃貸マンションの平均募集家賃の前年同月比上昇率トップは、30平方メートル以下(シングル向き)が「東京都下」(前年同月比2.8%上昇、平均家賃5万7,525円)、30~50平方メートル(カップル向き)が「神奈川県」(同3.7%上昇、同9万1,684円)、50~70平方メートル(ファミリー向き)が「埼玉県」(同3.8%上昇、同9万1,798円)、70平方メートル超(大型ファミリー向き)が「札幌市」(同19.8%上昇、同14万2,532円)。
 東京都下、神奈川県、埼玉県が全面積帯で前年同月を上回った。大型ファミリー向きマンションは全10エリアで前年同月を上回り、埼玉県、札幌市は10%以上の大幅な上昇となった。

 賃貸アパートの上昇率トップは、シングル向きが「福岡市」(同3.9%上昇、同4万336円)、カップル向きが「福岡市」(同4.1%上昇、同6万1,815円)、ファミリー向きが「大阪市」(同8.3%上昇、同10万5,353円)。
 神奈川県、千葉県が全面積帯で前年同月を上回った。特に神奈川県は2ヵ月連続、全面積帯で前年同月比上昇率トップ3にランクインしている。


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