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双日、GSと賃貸住宅の投資運用事業会社を設立

 双日(株)とゴールドマン・サックス(GS(※))は28日、日本国内で賃貸住宅の投資運用事業を行なう新会社を共同設立すると発表した。

 日本ではコロナ禍でも賃貸住宅の稼働率は安定しており、賃料も上昇傾向。他国に比べて金利が極めて低く海外投資家にとっての投資魅力も依然として高水準にある。双日は、100%子会社の双日新都市開発(株)(SNUD)の持つ広範なネットワークや住宅事業での知見や経験、また経年住宅をバリューアップして物件価値を向上させるノウハウを最大限に活用。豊富な資金力を持つGSと強固なパートナーシップを組むことで、日本の賃貸住宅市場の活性化に寄与していく。

 新会社の資本金は17億円、持分割合は、双日25%、GS75%。関係官庁の承認を前提に本年夏頃を目途に事業開始する見込み。2022年度に300億円、その後年間400〜500億円規模の運用資産の拡大を目指す。

(※)ゴールドマン・サックス証券(株)および、ザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インクを中心とするグループを指す。


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