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東急アルス第1号物件「本郷」を建て替え/東急不

現在の「東急アルス本郷」外観

 東急不動産(株)は4日、同社が1970年に分譲した「東急アルス本郷」(東京都文京区、総戸数64戸)建替事業に関して、2日付けで建替組合が設立されたと発表した。

 同物件は、都市型分譲マンションシリーズとして打ち出した「アルス(Urban Life Series=都市生活)」の第1号物件。老朽化と耐震性の問題を長らく抱え、10年以上に渡り住民間で建て替えの検討が続けられてきており、同社は2018年8月31日付けで事業協力者に選定。建て替えに向けて管理組合と管理を担当する(株)東急コミュニティーとともに具体的な計画検討を進めてきた。

 同物件は、東京メトロ・都営大江戸線「本郷三丁目」駅徒歩5分、東京メトロ「後楽園」駅徒歩6分に立地。敷地面積1,725.44平方メートル。鉄筋コンクリート造地上10階建て、延床面積6,637.28平方メートル。建替え後は、鉄筋コンクリート造地上14階地下1階建て、総戸数91戸、延床面積9,407.61平方メートルとなる予定。

 今後は23年度本体工事着工、25年度竣工を目指し事業を推進していく。


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