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ベトナム・ビンズン新都市初の大型SC着工/東急

「SORA gardens SC(第1期)」イメージ

 東急(株)の子会社であるBECAMEX TOKYU CO., LTD.は、ベトナム・ビンズン省ビンズン新都市での初の大型ショッピングセンター「SORA gardens SC(第1期)」の基礎工事に着手したと発表した。開業は2023年春の予定。

 同施設は、ビンズン新都市の玄関口となる、総敷地面積12万平方メートル超の複合型ショッピングセンター計画の第1期開発。“暮らしにさらなる彩りを”をコンセプトにスーパーや映画館、ファッション、レストラン&カフェ等を誘致する。また、核テナントには、「AEON VIETNAM CO.,LTD.」が総合スーパー「イオン」をビンズン新都市に初出店する。

 敷地面積は約2万平方メートル、延床面積約2万1,500平方メートル、地上2階建て(一部4階建て)。賃貸面積は約1万4,500平方メートル。高効率水冷スクリューチラーおよび調光型高効率LED照明を導入し、年間約700tのCO2削減に貢献。同取り組みは環境省の21年度「二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業」に採択されている。

 ベカメックス東急は、東急多摩田園都市の開発で蓄積したノウハウを生かしてビンズン新都市でまちづくりを推進しており、22年3月1日には創立10周年を迎えた。これまで住宅・商業施設の開発、学校・医療機関の誘致による都市機能の集積の他、同社子会社の「BECAMEX TOKYU BUS CO.,LTD」が6路線11系統の路線バスを展開する等、公共交通一体型のまちづくりを進めてきた。今後も新たな路線バスの整備や開発により人口流入を促進し、ビンズン新都市の発展に寄与していく考え。


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