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下北線路街の最終開発エリア、5月に竣工

「NANSEI PLUS」全景

 小田急電鉄(株)は11日、同社が開発を推進する「下北線路街」の最終開発エリア「NANSEI PLUS」を5月28日に竣工すると発表した。

 下北線路街は、小田急線「東北沢」駅~「世田谷代田」駅の地下化に伴ってできた全長約1.7km・敷地面積約2万7,500平方メートルの線路跡地を開発するプロジェクト。

 「NANSEI PLUS」は「下北沢」駅南西口に位置する開発エリアで、敷地面積は約3,460平方メートル。ラウンジやオフィス、ミニシアター等で構成する複合施設「(tefu)lounge」や飲食路面店のほか、ティースタンドを併設した園芸ショップ「ののこや」、アートイベントの拠点となるギャラリー「SRR Projects」、世田谷区と共に整備した約713平方メートルの緑地空間「ののはら」等で構成する。

 「ののこや」は、地域の緑を守り育む団体「(一社)シモキタ園藝部」が運営。「ののこや」内にあるコミュニティスペースを拠点に、植物の手入れ方法などを学ぶスクール「シモキタ園藝學校」を開校し、シモキタ園藝部とスクール参加者が主導して広場「ののはら」をはじめとした下北線路街全体の緑の手入れを行なっていく。

 同施設の竣工で、下北線路街は全面開業を迎える。


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