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札幌の社宅用地でマンション開発/JR北海道

A街区(右)とB街区(左)のイメージ
C街区のイメージ

 北海道旅客鉄道(株)は13日、「桑園社宅用地」(札幌市中央区)の開発計画概要を発表した。

 開発地はJR「桑園」駅に近く、商業施設や温浴施設等が立ち並ぶ住環境の整ったエリアで、現在は社宅が建っている。今後、住居と商業施設からなる複合施設を開発することで、地域のさらなるにぎわいの創出と利便性向上を目指していく計画。

 A街区(敷地面積約4,000平方メートル)とB街区(同約5,300平方メートル)、C街区(同約2,300平方メートル)で構成。A街区には分譲マンション(約100戸、鉄骨造11階建て・2棟)、B街区には賃貸マンション(約50戸)と商業施設(鉄骨造10階建て)を建設。共同事業者としてミサワホーム北海道(株)が参画する。いずれも、撤去は2024年春、開業は27年度以降の予定。

 C街区(同約2,300平方メートル)には賃貸マンション(約75戸、鉄骨造地上11階建て)を建設。北海道ジェイ・アール都市開発(株)が参画する。撤去は22年度春、開業は23年度末の予定。

 併せて、賃貸マンションの新ブランド「Junord(ジュノール)」の立ち上げを発表。鉄道の利便性と魅力ある生活環境を実現する賃貸マンションを展開していく。

 同ブランドでは、JR駅周辺で賃貸マンションを展開することで、沿線価値の維持・向上とまちづくりに貢献。ミドルクラスの品質と価格帯で、ゆとりある居住空間を提供していく。1棟目は「極楽湯さっぽろ手稲店跡」(23年春に開業予定)となる。


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