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最終利益が3割増に/いちご22年2月期

 いちご(株)は19日、2022年2月期決算(連結)を発表した。

 当期(21年3月1日~22年2月28日)は、売上高569億3,400万円(前期比7.2%減)、営業利益100億1,800万円(同3.6%増)、経常利益74億7,100万円(同4.1%増)、当期純利益64億7,300万円(同28.8%増)となった。

 主要セグメントである、既存不動産の付加価値アップを図る心築(しんちく)事業は、期中に固定資産の売却が多かったことから、売却に係る利益を特別利益として計上。セグメント売上高492億300万円(同10.2%減)、セグメント利益60億6,900万円(同7.0%減)となった。

 アセットマネジメントは、ベース運用フィーが堅調に推移したことに加え、いちごオフィスにおいて、物件売却に伴う増益に連動して報酬が増加したこと等が影響し、セグメント売上高28億9,800万円(同16.9%増)、セグメント利益18億3,900万円(同31.0%増)を計上した。

 クリーンエネルギーは、前期に竣工した発電所の売電収入等が寄与し、セグメント売上高53億6,200万円(同15.2%増)、セグメント利益21億3,400万円(同16.3%増)を計上した。

 次期は営業利益97億~106億円、経常利益67億~76億円、当期純利益65億~85億円を見込む。


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