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東急G、代々木公園で東京都初のPark-PFI

「代々木公園整備・管理運営事業」完成イメージ

 東急不動産(株)、東急(株)、(株)石勝エクステリア、(株)東急コミュニティーは9日、Park-PFI事業「代々木公園整備・管理運営事業」(東京都渋谷区)に基づき、既存建物の解体工事に着手した。

 各社は2022年1月、東京都が実施する都市公園法に基づく公募設置管理制度(Park-PFI)において、代々木公園整備・管理運営事業の認定計画提出者に決定。同年3月に東京都と同事業に関する実施協定を締結していた。東京都が初めて実施するPark-PFI事業になる。敷地面積4,182.27平方メートル、延床面積約2,500平方メートル、鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造)地上3階地下1階建て。事業期間は20年間。

 東急グループがまちづくりを進めてきた渋谷駅周辺・広域渋谷圏においてPark-PFI制度を活用することで、公園のもつパブリック性と人々の自己表現や交流の場を掛け合わせた新たな社会的価値を創出できるよう、エリア内の各施設や地域との連携を図る。

 公園内には、スケートボードが利用可能な「アーバンスポーツパーク」、イベント用の「にぎわい広場」等さまざまな広場やテラスを整備。ランニングをサポートする「ランニングステーション」を設置するほか、公園内の広場を利用した「フィットネスイベント」の開催や多様な食を提供する「フードホール」の設置などで、公園利用者の心身の健康を支援する。

 植栽計画や広場設計に加え、壁面緑化や屋上菜園の整備、再生可能エネルギーの活用など、環境配慮型の公園整備・運用を目指す。23年4月頃に新築工事に着手し、24年春に供用を開始する予定。


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