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「大阪マルビル」を建て替え、万博に敷地の一時提供も

 大和ハウス工業(株)と(株)大阪マルビルは13日、複合ビル「大阪マルビル」の建て替えを発表した。

 敷地面積3,244.62平方メートル、延床面積4万1,069.4平方メートル、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上30階(一部地上6階)地下4階建て。大阪の超高層ビルの先駆けとして1976年に竣工し、その円筒形のユニークな形状から大阪のランドマーク的な存在だった。しかし近年は、建物・設備の老朽化や周辺施設との競争力の低下が課題となっていた。そこで両社は、当該施設の建て替えを決定。2023年夏に解体工事に着手する予定。

 解体後の敷地は、25年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催期間中はバスターミナルとして敷地を貸し出し、バスの発着場、待機場として活用する予定。建て替え後の建物は、地上30階建てで、オフィスや大型ホールなどで構成する。

 竣工は30年春の予定。


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