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東向島で防災街区整備事業/東建・不燃公社

 東京建物(株)と(一財)首都圏不燃建築公社は17日、「東向島二丁目22 番地区防災街区整備事業」(東京都墨田区)について、墨田区より特定防災街区整備地区および防災街区整備事業の都市計画決定が告示されたと発表した。

 事業地は、東武スカツリーライン「曳舟」駅徒歩2分に立地。面積は約0.2ha。区内の不燃化促進事業の区域内に位置し、重点的に延焼遮断帯の形成に取り組むべき「重点不燃化促進区域」とされている。また、住宅市街地総合整備事業(密集事業)の北部中央地区内にも位置しており、老朽建築物の密集地域として住環境の改善が求められている。

 これらの課題解決に向け、防災街区整備事業として中高層マンションの建設や周辺道路の整備等を行ない、延焼遮断帯の形成や密集市街地の改善などエリアの防災性向上を図る計画。両者は事業協力者として、2020年に設立された東向島二丁目22番地区防災街区整備事業準備組合(準備組合理事長:髙栁康夫氏)と共に計画を推進する。

 23年度に権利変換計画認可を受け、既存建物の解体工事に着手する予定。


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