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営利は88%増/ケイアイS22年3月期

 ケイアイスター不動産(株)はこのほど、2022年3月期決算(連結)を公表した。

 当期(21年4月1日~22年3月31日)は売上高1,843億8,800万円(前期比18.4%増)、営業利益236億5,900万円(同88.3%増)、経常利益232億300万円(同81.5%増)、当期純利益147億4,600万円(同93.6%増)と、売上・利益ともに2ケタ増となった。

 主力の分譲住宅事業は、東京都市周辺部を中心にシェア拡大戦略を展開。回転重視の経営や、工期短縮や工程改善によるコスト低減にも取り組んだ。土地販売を含む販売棟数は3,604棟(同425棟増)で、セグメント売上高は1,243億7,500万円(同22.7%増)、セグメント利益は206億7,600万円(同68.7%増)と大きく増加した。

 注文住宅事業は、不動産事業者向けの注文住宅の受注拡大に注力。販売棟数は190棟(同14棟増)。セグメント売上高は33億500万円(同129.2%増)、販売費と一般管理費の先行発生でセグメント利益は1億1,000万円(同55.1%減)となった。

 次期は、売上高2,200億円、営業利益255億円、経常利益250億円、当期純利益160億円を見込む。


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